ジップエア「Z」の垂直尾翼デザイン変更へ ロシア軍使用も考慮

日本航空の子会社でLCC=格安航空会社の「ジップエア」は、機体に「Z」の文字をあしらった現在のデザインを変更することになりました。
ウクライナを侵攻するロシア軍が「Z」の文字を使用していることなども考慮したとしています。

ジップエアによりますと、変更するのは機体のデザインのうち「Z」の文字をあしらった垂直尾翼部分です。

このデザインは、社名の頭文字から考案されましたが、ウクライナに侵攻を続けるロシア軍が「Z」の文字を使用していることなどを考慮し、今月18日から、灰色を基調に黒と緑を使った幾何学模様の新たなデザインに順次、変更することにしています。

ジップエアは4年前、日本航空が国際線のLCCとして設立した子会社で、現在、アジアを中心に5路線を運行し、ことし12月には北米で2路線目となるサンノゼへの就航を予定しています。

ジップエアは「ポストコロナに向けてさらなる飛躍を期待し、デザインの一部を変更しました」としています。