4月の機械受注統計 2か月連続増加 基調判断を上方修正 内閣府

内閣府が発表した、企業の設備投資の先行きを示す機械受注統計によりますと、ことし4月に主な機械メーカーが国内の企業から受注した金額は、変動が大きい船舶と電力を除いて9630億円で、前の月を10.8%上回って2か月連続の増加となりました。
内閣府は基調判断を「持ち直しの動きがみられる」に上方修正しました。

内訳をみてみますと、製造業では、電気機械メーカーからの半導体製造装置や、自動車メーカーからの工作機械の受注が増加し、前の月を10.3%上回りました。

また、非製造業は、運輸業・郵便業からの鉄道車両や、金融業・保険業からのシステム関連の機器の受注が増えて、前の月を8.9%上回りました。