「日本おもちゃ大賞」授賞式 AI使ったものなど7部門で大賞発表

おもちゃの新しい技術や機能などを競う、「日本おもちゃ大賞」の授賞式が行われ、AI=人工知能を使ったものなど7つの部門で大賞が発表されました。

ことしで14回目を迎える「日本おもちゃ大賞」には、知育に役立つものや世代を問わず楽しめるもの、それに障害のある人に配慮したものなど7つの部門で合わせて29社295商品の応募がありました。

14日は、東京 千代田区の東京国際フォーラムで授賞式が行われ、それぞれの部門で大賞に選ばれた担当者が表彰を受けました。

このうち、
▽知育などに役立つおもちゃ「エデュケーショナル・トイ部門」では、専用のアプリで家族の声を登録すると、AIの技術で合成した家族そっくりの音声で物語の読み聞かせをしてくれるスピーカー「coemo」が選ばれました。

担当者は「息子2人を持つ母としての実体験を生かして作りました。お子さまへの読み聞かせが楽しくできたらうれしいです」と話していました。

また、
▽五感を育むおもちゃ「ベーシック・トイ部門」では、スマートフォン・カード・現金の3種類の支払い方法を選択できるセルフレジスターが時流に合っているとして選ばれました。
このほか、
▽世代を問わず楽しめるおもちゃ「コミュニケーション・トイ部門」では、オセロ盤を立体的に配置した「3D立体オセロ」が、複雑さを楽しむことができるボードゲームとして選ばれました。

日本玩具協会によりますと、昨年度のおもちゃ業界の市場規模はおよそ8946億円と調査を始めて以降最も大きくなり、コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えたことやカードゲームとトレーディングカードの人気が高まったことが要因だと分析しています。

東京 江東区の東京ビッグサイトでは、16日から関係者限定で「東京おもちゃショー」が開かれ、14日に受賞した商品も展示されるということです。