北朝鮮 日米連携強化を「世界大戦の前奏曲」と非難

北朝鮮は、先月行われた、日米首脳会談について談話を発表し「第3次世界大戦の前奏曲に等しい、平和を破壊する妄動だ」として両国の安全保障面での連携強化を非難しました。
また、日米韓3か国の連携を重視する韓国の姿勢も批判していて、核実験への警戒を強める3か国の連携をけん制するねらいもあるとみられます。

北朝鮮が核・ミサイル開発を加速させる中、先月行われた日米首脳会談では、岸田総理大臣が、ミサイルの脅威に対抗する能力を含め、あらゆる選択肢を検討し、日本の防衛力を抜本的に強化する決意を伝え、バイデン大統領はこれを強く支持しました。
これについて、北朝鮮は14日、韓国との窓口機関である祖国平和統一委員会が運営するウェブサイトで談話を発表し「アメリカのインド太平洋地域の制覇戦略と、日本の大陸侵略の野望が融合している。第3次世界大戦の前奏曲に等しい、平和を破壊する妄動だ」として両国の安全保障面での連携強化を非難しました。

また、北朝鮮への抑止力の向上を目指す韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領についても「親米、親日のユン一味は、日本の軍事大国化を後押しし、南をアメリカの植民地へとさらに転落させている」として日米韓3か国の連携を重視する姿勢を批判しています。

談話は日米韓3か国の首脳を全員名指しで批判していて、核実験への警戒を強める3か国の連携をけん制するねらいもあるとみられます。