鉄道開業150年 蒸気機関車の汽笛 約50年ぶりに鳴る 滋賀 長浜

日本で鉄道が開業してからことしで150年になるのを記念して、滋賀県長浜市の鉄道資料館に展示されている蒸気機関車の汽笛が修理され、12日、およそ50年ぶりに鳴らされました。

国内に現存する最古の駅舎を活用した鉄道の資料館「長浜鉄道スクエア」には、昭和45年までおよそ27年間、東海道や東北などを走ったD51形蒸気機関車が展示されています。

鉄道の開業150年を記念して、この蒸気機関車の汽笛がおよそ100万円かけて修理され、12日、完成を祝う式典が開かれました。

式典でははじめに、資料館を管理する長浜観光協会の岸本一郎会長が「汽笛が鳴ることで音でも展示を楽しんでもらいたい」とあいさつしました。

そして、訪れた人たちが見守る中、岸本会長が「出発進行」と掛け声をかけると、およそ50年ぶりに大きな汽笛の音が鳴り響きました。

1歳の子どもと訪れた彦根市の41歳の女性は「子どもは鉄道が好きなので汽笛の音に大興奮でした。また来たいです」と話していました。

また、栗東市の40歳の女性は「多くの人が来ていて盛り上がりました。汽笛の音は鉄道ファンにとってはたまりません」と話していました。

蒸気機関車の汽笛は、13日以降、毎日正午に鳴らされるということです。