国際

台湾 海外から到着時の隔離期間 7日間→3日間に短縮へ

台湾当局は経済社会活動の促進などを理由に新型コロナウイルスの水際対策を緩和し、今月15日以降に海外から到着する人について、隔離期間を現在の7日間から3日間に短縮すると発表しました。
台湾では域内で感染が確認された人の濃厚接触者について、ワクチンを3回接種したことを条件に先月17日から隔離が免除された一方、海外から到着する人については現在も7日間の隔離が義務づけられています。

ただ欧米やアジアなどで水際対策を緩和する国が増えていることもあり、台湾当局は「経済社会活動や国際的に必要な交流を促進するためだ」として、今月15日以降に海外から到着するすべての人について隔離期間を3日間に短縮すると発表しました。

4日目から7日目は不要な外出は禁じる一方、直近の2日以内に行った抗原検査で陰性であれば仕事に出ることなどを認めるとしています。

1週間当たりの入境者数の上限の目安についても、最近の実績より5000人以上多い2万5000人とします。

台湾当局は今後も感染状況の推移などを見ながら、さらなる緩和を検討することにしています。

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