大学入試センター 新たな不正防止策を公表

入試をめぐる不正行為が相次ぐ中、大学入学共通テストを実施する大学入試センターは、スマートフォンの使用禁止の厳格化などを盛り込んだ、新たな不正防止策を公表しました。

今年度の大学入学共通テストは来年1月14日と15日の2日間の日程で行われる予定で、大学入試センターは10日、実施要項とともに、不正行為を受けた防止策を公表しました。

この中では、試験開始前に監督者の指示でスマートフォンを一斉に出させて電源を切らせ、かばんにしまわせることや、不正を行えば「警察に被害届を提出する場合がある」と周知することなどが盛り込まれました。

また、ことし1月の共通テストで世界史の問題が試験中に流出した不正行為では、受験生がイヤホンを使って外部から解答を聞き取ったことが確認されたとして、受験案内にはイヤホンの使用禁止も明記する方針です。

大学入試センターによりますと2016年以降、スマートフォンを使った不正は8件確認され、いずれも成績が無効になったということで、受験生に対し新たにリーフレットを作成して注意を呼びかけることにしています。

大学入試センターは「今、考えうる対応策を実施し、大学と万全を期していく。受験生にも不正の重大性を改めて認識してもらいたい」と話しています。