沖縄 平和祈念像 慰霊の日を前に「浄め」の作業

太平洋戦争末期の沖縄戦の犠牲者を追悼する今月23日の「慰霊の日」を前に、最後の激戦地となった沖縄県糸満市で、平和への願いを込めて建てられた平和祈念像のほこりを拭き取る「浄め」の作業が行われました。

糸満市摩文仁の沖縄平和祈念堂の中にある平和祈念像は、沖縄戦の犠牲者の追悼と平和への願いを込めて昭和53年に建てられた高さ12メートルの像です。

毎年「慰霊の日」を前に平和祈念像をきれいにする「浄め」の作業が行われていて、9日は管理する職員など8人が参加しました。

参加者ははしごを使って像の上にのぼり、表面に傷がないか確かめながら布でほこりを拭き取っていました。
平和祈念像の制作に携わった漆工芸の専門家、糸数政次さん(67)は「ウクライナなどで戦争が起きているので日本だけではなく世界の平和を願って作業しました」と話していました。

沖縄平和祈念堂では「慰霊の日」の前日の今月22日に沖縄全戦没者追悼式の前夜祭が行われることになっています。