サッカーJ1 セレッソ大阪 乾貴士との契約解除

サッカーJ1のセレッソ大阪はことし4月、試合中にチームの規律や秩序を乱す行為をしたとして公式戦への出場停止処分などを出した元日本代表の乾貴士選手との契約を解除しました。

乾選手は、ことし4月5日にホームで行われた柏レイソルとの試合で交代を命じられた際、小菊昭雄監督との握手を拒否したりサポーターの前で暴言を吐いたりしました。

これを受けてセレッソは、乾選手に公式戦6試合の出場停止処分を出し、この間、チームの練習への参加なども認めませんでした。

5月中旬に処分は明けましたが、乾選手は、その後も練習に参加せずクラブとの関係修復が困難な状況となっていました。

こうした中、セレッソは9日付けで乾選手との契約を解除しました。

乾選手は滋賀県出身の34歳。元日本代表の攻撃的ミッドフィルダーで、2018年のワールドカップロシア大会では2得点をあげました。

去年、スペインのチームからセレッソに復帰し、今シーズンはチームの中心選手としてリーグ戦5試合に出場し3得点をあげていました。

乾選手は、クラブを通じて「一度、セレッソとの関係をリセットすることがお互いにとってよい選択という結論になりました」とコメントを出しました。

セレッソ大阪 森島寛晃社長「チームと距離ができてしまった」

セレッソ大阪の森島寛晃社長は乾貴士選手との契約を解除したことについてオンラインで会見し「しばらく練習に参加できずチームとの距離ができてしまい乾選手自身がなかなかクラブに戻るタイミングを決断できなかった部分があったと思う。クラブとしては話し合いを続けてきたが復帰に向けた合意に至らなかった」と説明しました。

そのうえで「サポーターの皆さんも乾選手がまたセレッソでプレーすることを楽しみにしていたと思うので、その形に持っていけなかったことは本当に申し訳ないし残念だ。セレッソに大きな貢献をしてくれた選手であることには間違いないので今後の活躍を願いたい」と話していました。