中国IT大手 開発中の電気自動車を初公開 市場競争激しさ増す

中国のIT大手「百度」は、現地の自動車メーカーと提携して開発を進めているEV=電気自動車のコンセプトカーを初めて公開しました。世界最大のEV市場 中国では、IT企業などの新規参入の動きが相次いでいて、競争は激しさを増しています。

中国の「百度」は、自動車メーカー「吉利グループ」と去年、共同で会社を設立してEVの開発を進めていて、8日、NHKなど一部のメディアにコンセプトカーを初めて公開しました。

ドアにはハンドルがなく、キーを持って近づくとセンサーが感知して自動で開くほか、音声で速度などを変えられるということです。

また、高速道路や駐車場など、法令で認められた場所で自動運転ができるとしていて、来年の販売開始を予定しています。

会社の羅崗運営責任者は「これは自動車でありロボットでもあると考えていて、最先端の技術をいち早くより多くの人に使ってもらえるようにしたい」と話していました。

中国は去年、世界で販売されたEVの半分以上にあたる270万台が売れた、世界最大の市場で、EVシフトが加速しています。

こうした中、通信機器大手ファーウェイや、ネット通販のアリババグループ、スマートフォンメーカーのシャオミといった企業によるEV分野への新規参入の動きが相次いでいて、競争が激しさを増しています。