札幌 初夏の風物詩「YOSAKOIソーラン祭り」3年ぶりに開幕

札幌の初夏の風物詩「YOSAKOIソーラン祭り」が8日夜、開幕しました。開催は3年ぶりで、会場の大通公園ではオープニングイベントの演舞が披露されています。

「YOSAKOIソーラン祭り」は、新型コロナウイルスの影響で、おととし、去年と2年続けて中止となったため、3年ぶりの開催です。

メイン会場となっている札幌市の大通公園では、午後6時にオープニングイベントが始まりました。

特設ステージでは和太鼓の演奏のほか、札幌近郊の大学生たちでつくるチームが色とりどりの衣装に身を包み、威勢のよい掛け声とともに息のあった演舞を披露しています。

ことしは、8日から12日までの5日間、市内の10か所で演舞の披露などが行われ、道内外からおよそ200チーム、2万人が参加する予定です。
祭りの実行委員会によりますと、ことしは感染対策として会場数を少なくするなど、例年よりも規模を縮小しているほか、大通公園では人が密集するのを防ぐため、観覧席は有料の席のみとしているということです。