5月の景気ウォッチャー調査 3か月連続で改善

働く人たちに景気の実感を聞く内閣府の景気ウォッチャー調査で、先月の景気の現状を示す指数は前の月を3.6ポイント上回る54.0となり、3か月連続で改善しました。

景気ウォッチャー調査は、2000人余りの働く人たちを対象に、3か月前と比べた景気の実感を聞いて指数にしています。

先月25日から31日にかけて行われた今回の調査では、景気の現状を示す指数が前の月を3.6ポイント上回る54.0となり、3か月連続で改善しました。

新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向にあることが要因になっているということで、九州地方の百貨店からは「ショッピングなど外出に対する抵抗感が薄れている」という声が寄せられたほか、東海地方のタクシー運転手からは「イベントも多くなっていて、特に夜の客が少しずつ戻ってきたため、売り上げもずいぶん助かっている」という声が出されました。

また、2か月後から3か月後の景気の先行きを聞いた指数も前の月を2.2ポイント上回り、52.5となりました。

このため内閣府は景気の現状について「緩やかに持ち直している」として、基調判断を2か月ぶりに上方修正しました。

一方、先行きについては「緩やかな持ち直しが続くとみているものの、ウクライナ情勢や中国でのロックダウンに伴う影響も含め、コスト上昇などに対する懸念がみられる」としています。