フィギュア 国際大会の年齢制限 17歳まで段階的に引き上げ決定

ISU=国際スケート連盟は7日、タイで総会を開き、フィギュアスケートでオリンピックなどの国際大会に出場できる年齢を現在の15歳から17歳にまで段階的に引き上げることを決めました。

国際スケート連盟は7日、タイのプーケットで総会を開き、フィギュアスケートでオリンピックや世界選手権などの国際大会に出場できる選手の年齢制限について協議しました。

その結果、大会に出場できる選手の年齢を現在の15歳から17歳にまで段階的に引き上げる案が賛成多数で可決されました。

国際スケート連盟では、選手の身体的・精神的な負担を理由に挙げています。

これにより、
▽ことしから来年(2022年~2023年)にかけてのシーズンは、従来どおり15歳で大会に出場することができますが、
▽来年から再来年(2023年~2024年)にかけてのシーズンは16歳、
▽再来年からつぎの年(2024年~2025年)のシーズン以降は17歳と、
段階的に出場できる年齢が引き上げられることになりました。

大会に出場できる年齢制限の改定については、ことしの北京オリンピックで、当時15歳で大会に出場したロシアのカミラ・ワリエワ選手にドーピング違反をめぐる問題が発覚したものの、CAS=スポーツ仲裁裁判所がワリエワ選手が16歳未満の「要保護者」にあたることなどを考慮して、継続して出場することを認めたことなどを受けて議論が続けられてきました。

日本スケート連盟フィギュア強化部長「日本は賛同した」

日本スケート連盟の竹内洋輔フィギュア強化部長は「強化方針に若干変わる部分が出てくるし、シニアに向けたアプローチも変わってくるが、選手の発育発達や、障害を予防する観点から日本は賛同した」と話しています。