大谷翔平 “おはらい”でチーム盛り上げるも完封負け 12連敗に

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手がレッドソックス戦でヒット1本を打ちましたが、チームは0対1で敗れて12連敗となり、1シーズンの連敗では球団最長に並びました。

大谷 試合前に“おはらい”パフォーマンスで盛り上げる

エンジェルスは、このところ投手陣が崩れる試合が多く、前日のフィリーズ戦では逆転サヨナラ負けを喫して11連敗でついに負け越し1となり、チームは試合後、東海岸のフィラデルフィアから西海岸のロサンゼルスに戻りました。
チームが暗い雰囲気に包まれる中、6日、本拠地のエンジェルスタジアムで行われたレッドソックス戦の前の投手陣の練習に大谷選手がバットを持って現れ、連敗中にホームランを打たれたリリーフ投手たちの体にバットをこすりつけて回りました。

前日8回に同点の満塁ホームランを打たれた抑えのイグレシアス投手は、シャツの中にまでバットを入れ、最後は2日のヤンキース戦でホームラン3本を打たれた大谷選手がバットを激しく自分の体にこすりつけ、投手陣から大きな笑い声が起きていました。

一連のパフォーマンスは連敗中の重い空気を変えるおはらいのようにも見え、チームの雰囲気が暗くなりがちな中で、大谷選手が見せたユーモアあふれる行動が投手陣に笑顔を取り戻し、チームの盛り上げに一役買っていました。

このあと大谷選手はキャッチボールをしてピッチャーとしての調整をしたあと、バッティング練習を、いつもの三塁のベンチ裏にあるケージではなく、珍しく外野後方にある室内練習場でケージに入って行いました。

大谷は1安打 チームは完封負け 34年ぶりの12連敗に

大谷選手は2番・指名打者で先発出場しました。

1回の第1打席はフルカウントから低めの変化球にうまくバットを合わせてライナーでセカンドのグラブをはじくライト前ヒットとしました。

このあと打撃不振で苦しんでいた3番・トラウト選手にも31打席ぶりにヒットが出て1アウト一塁二塁となりましたが、続くウォルシュ選手のファーストライナーで一瞬、三塁に向かって走り出した大谷選手が戻れず、ダブルプレーでチャンスがつぶれました。

エンジェルスは直後の2回に1点を先制され、レッドソックス先発のワカ投手から2回以降はヒット1本しか打てずに完封されて0対1で敗れ、1988年以来34年ぶりの12連敗となりました。
これは1シーズンの連敗では球団最長で、シーズンをまたいだ過去最長の連敗は1988年から89年にかけての13連敗です。

大谷選手は4回の第2打席はファーストライナーで、6回の第3打席は2アウト二塁の1打同点のチャンスでしたがアウトコース高めの速球を空振りして三振しました。

9回の第4打席は2アウトから初球を打ってセカンドゴロで最後のバッターとなり、この試合は4打数1安打で打率は2割4分2厘となりました。