米国務省 “北朝鮮 近日中に7回目の核実験の可能性”

アメリカ国務省の報道官は、北朝鮮が近日中に7回目の核実験に踏み切る可能性があるとして懸念を示したうえで、北朝鮮による核実験が行われた場合、日本や韓国をはじめとする同盟国などと連携して対応する考えを強調しました。

アメリカ国務省のプライス報道官は、6日の記者会見で、北朝鮮が核実験を行う可能性について質問されたのに対し「われわれは北朝鮮が近日中に7回目の核実験を行おうとしているのではないかと懸念している」と述べました。

そして、北朝鮮による核実験が行われた場合の対応については「われわれには日本や韓国という親密な同盟国がいる。インド太平洋地域だけでなく世界中に、北朝鮮の大量破壊兵器の開発計画による脅威を理解する多くの同盟国や友好国がいる」と述べ、日本や韓国をはじめとする同盟国などと連携して対応する考えを強調しました。

相次いで弾道ミサイルを発射した北朝鮮への対応をめぐって、アメリカは、国連安全保障理事会で制裁を強化する決議案を提出し、先月26日に採決が行われましたが、中国とロシアが拒否権を行使したため否決されました。

アメリカのトーマスグリーンフィールド国連大使は先月31日、北朝鮮が新たな核実験に踏み切った場合、再び国連安保理で北朝鮮に対する制裁を強化する決議の採択を目指す考えを示しています。

松野官房長官「北朝鮮 核実験含めさらなる挑発行為の可能性」

松野官房長官は記者会見で「政府としては北朝鮮の軍事動向について必要な情報収集や分析を行ってきており、今後、北朝鮮が核実験の実施を含め、さらなる挑発行為に出る可能性があるものと考えている」と述べました。

その上で「北朝鮮による核・ミサイル開発は、わが国及び国際社会の平和と安全を脅かすものであり断じて容認できない。引き続き必要な情報の収集や分析及び警戒監視に全力を挙げていくとともに北朝鮮の完全な非核化に向け、日米、日米韓で緊密に連携していく」と述べました。