砲撃で大けが 千葉大で治療 ウクライナ人男性を大使が見舞う

ロシア軍による砲撃で大けがをしたウクライナ人の男性を受け入れている千葉大学病院を6日ウクライナの駐日大使が訪れ、治療中の男性を見舞いました。

千葉市の千葉大学病院は首都キーウ近郊でロシア軍の迫撃砲を受けて足に大けがをしたウクライナ人のアントン・コルニシュクさん(37)を先月から受け入れ、治療を続けています。

6日はウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使が病院を初めて訪れ、コルニシュクさんと面会しました。

大使が見舞いのことばをかけると、コルニシュクさんは順調に回復していることや退院後は大学で学んでいた日本語を生かして避難者の支援に当たりたいなどと応じていました。

コルニシュクさんは「自分にできることがあれば協力したい。けがをした人たちが日本でも治療を受けられるようになってもらいたい」と話していました。
またコルスンスキー駐日大使は「順調に回復していると聞き安心しました。受け入れてくれた病院側に感謝しています」と話していました。