サッカー日本代表 あすのブラジルとの強化試合に向け公式練習

サッカーの日本代表は、6日行われる世界ランキング1位のブラジルとの強化試合に向けて国立競技場で公式練習を行い、森保一監督は「勇気を持ってトライし、勝利を目指して戦う」と意気込みを話しました。

世界ランキング23位のサッカー日本代表はことし11月に開幕するワールドカップカタール大会に向けた強化の一環として6日、国立競技場で世界1位のブラジルと対戦します。

選手たちは5日夕方から会場で公式練習を行い、報道陣に公開された冒頭の15分間ではキャプテンの吉田麻也選手や伊東純也選手などが時折笑顔を見せながらランニングやパス回しの練習に取り組んでいました。

森保監督は、6日の試合の起用についてアジア最終予選に出場した選手を軸にしながらフォワードに古橋亨梧選手、中盤に原口元気選手を加えた先発メンバーで臨む考えを明らかにしました。

森保監督は「相手は間違いなく強いことは全員が認識しているが、われわれが持っている力をすべて発揮して勇気を持ってトライし、勝利を目指して戦う。ワールドカップで最強チームを作るための積み上げにしたい」と話していました。

吉田主将「非常に大事な一戦」

キャプテンの吉田麻也選手はブラジル戦に向けて「タフな試合になると思うがワールドカップに向けていい準備をしていくために非常に大事な一戦になる」と気を引き締めていました。

また、ブラジル戦のテーマについては「過去の対戦では早い時間帯に点を取られてしまい決着がついてしまったので、0対0の時間をいかに長くするかが大切になる」と話しました。

その上で「最初に相手の勢いを止めて、自分たちの流れに持っていきたい。本大会を見据えたときには、仮に1点取られたとしてもそこでふんばって1点をもぎ取り勝ち点につなげていくというサッカーをしなければいけない」と抱負を語りました。

警戒する選手については「もちろんネイマール選手は要注意人物ではあるが、どの選手も危ないというのが正直なところだ。粘り強く戦っていくことが大事になってくる」と話していました。

ブラジル代表も公式練習

ブラジル代表も5日夕方から国立競技場で公式練習を行い、冒頭の15分間を報道陣に公開しました。

フランス1部リーグ、パリサンジェルマンのネイマール選手や、先月28日のヨーロッパチャンピオンズリーグ決勝で決勝ゴールを挙げたスペイン1部、レアルマドリードのビニシウス選手などがリラックスした表情でパス回しなどの練習に取り組んでいました。

チッチ監督は「ワールドカップで対戦する可能性もあり重要な試合になる。ブラジルは新しい世代が台頭し、経験のある選手とオリンピック世代が融合している。非常にうれしい問題だ。これまでネイマールへの依存度が問題だったが、彼の肩の重荷が下りている印象を受ける」と話していました。

また、Jリーグでもプレーしたサンパイオコーチは日本のチームの印象について「バランスが取れたチームで、ディフェンスが強固だ。遠藤選手はポジショニングの能力が高い。前線も非常にクリエイティブな選手がそろい南野選手はテクニックが高く、伊東純也選手は1対1に強くてスピードがある。お互いテクニックを駆使して勝利を目指すという似た特徴を持つ2つのチームの勝負で、見ている人は幸せな気分になるだろう」と話していました。