GM子会社 運転手が乗らない完全自動運転のタクシー営業へ

自動運転をめぐる技術開発が世界的に加速する中、アメリカの自動車大手、GM=ゼネラル・モーターズ系の企業が西部カリフォルニア州で運転手が乗らない完全自動運転のタクシーの営業を始めることになりました。

GMの子会社で自動運転技術の開発を担う「GMクルーズ」は2日、カリフォルニア州の当局から運転手が乗らない完全自動運転のタクシーの営業のための免許を取得したと明らかにしました。

カリフォルニア州での免許取得はこの会社が初めてだということで、小型の電気自動車を改造したおよそ30台の車両を使い、サンフランシスコ市の一部の地域で数週間以内に営業を始める見通しです。

まず人通りが少ない午後10時から午前6時までに限って営業し、最高時速がおよそ48キロに制限されるということです。

GMクルーズのギル・ウエストCOO=最高執行責任者は公式ブログで、都市部での営業が認められたことについて「自動運転の業界にとって大きな節目となる」と強調しました。

アメリカではIT大手アルファベット傘下の「ウェイモ」も西部アリゾナ州の一部で2年前に完全自動運転の配車サービスを導入するなど、自動運転の技術開発の競争が加速しています。