NHK “ネットを通じて番組” 社会実証のアンケート結果を公表

NHKは、インターネットを通じて番組などを届ける役割を検証する「社会実証」を行い、アンケート調査の結果を公表しました。
ネットで拡散するニュースを分析し、注意を促す機能について「フェイクニュースを解決するうえで社会にとって有用」と答えた人が70%余りとなりました。

NHKは4月22日から15日間、テレビを持っていない人などおよそ3000人を対象に、インターネットを通じて番組や情報を配信し、アンケート調査を行って、NHKに期待される役割を3つの観点から検証する「社会実証」を行いました。

その結果、「正しく理解が深まり、気付く」という観点では、ネットで急速に拡散するニュースのSNSでの広がり状況を分析し、注意を促す機能について「フェイクニュースを解決するうえで社会にとって有用」と答えた人は71.3%でした。

また「知識が広がり、つながる」という観点では、主要なニュースを映像や情報を組み合わせて多角的に示す機能について「信頼できる情報・幅広い情報を見つけるのが難しいなどの問題を解決するうえで社会にとって有用」と答えた人は77.3%でした。

さらに「簡単に、必要な情報が見つかる」という観点では、災害に関するニュースを地図上に可視化する機能について「防災・減災のために今後の対策を立てるのに社会にとって有用」と答えた人は81.2%でした。

NHKの前田会長は定例の記者会見で、「高い評価を得られたが、これは、これまでのNHKの取り組みが不足しているというご指摘だと受け止めている。主に放送で果たしてきた役割をこれまで以上にインターネットを通じて果たしていく必要がある」と述べました。