東京都内のコロナ感染状況「拡大傾向にないが警戒必要」専門家

東京都内の新型コロナウイルスの感染状況について、専門家は「拡大傾向にないが警戒が必要である」と分析し、4段階のうち上から2番目の警戒レベルを維持しました。

東京都は、新型コロナウイルスの都内の感染状況と医療提供体制について、専門家による分析結果を公表しました。

このうち、感染状況については1日時点で、新規陽性者数の7日間平均が2347.6人と、前の週よりも1000人近く減っていて、「拡大傾向にないが警戒が必要である」と分析し、4段階のうち上から2番目の警戒レベルを維持しました。

専門家は、「新規陽性者は減少傾向にある」とする一方、「海外から新たな変異ウイルスが都内に持ち込まれることに備え今後の変異株の推移を注意深く監視することが求められる」と指摘しています。

一方、医療提供体制については、警戒レベルを4段階のうち下から2番目を維持し「通常の医療との両立が可能な状況である」と分析しました。