中国 “3隻目空母 近く進水の可能性” 共産党系メディア伝える

中国共産党系のメディアは、上海の厳しい外出制限が事実上解除されたことを受けて、中国海軍が上海で建造を進めていた3隻目の空母が、近く進水する可能性があると伝えました。

中国共産党系のメディア、環球時報の英語版は、軍事専門家の話として、上海の厳しい外出制限で操業を一時停止していた造船所が再開され、中国海軍が建造を進めていた3隻目の空母が、近く進水する可能性があると伝えました。

環球時報は、3隻目の空母について、中国軍が現在保有している2隻の空母より大型化し、艦載機を加速して発進させることができる電磁式の「カタパルト」という装置を装備する可能性が高いという見方を伝えています。

中国では、ことし4月、海軍が創設記念日に合わせて、初めての空母「遼寧」を就役させて以降を振り返る宣伝動画を公表し、この中でも、3隻目の空母の準備が進められていることを示唆していました。

中国は「今世紀半ばまでに世界一流の軍隊をつくる」という目標を掲げて軍事力の増強を進めていて、とりわけ海軍力の強化に力を入れています。

中国としては、習近平国家主席が党トップとして異例の3期目入りを目指すとみられる、ことし後半の共産党大会を前に、最新鋭の空母をアピールし、国威発揚につなげたいねらいがあるとみられます。