規制委 北海道電力泊原発 “審査中断や申請許可しない判断も”

5月31日、裁判所から津波対策が不十分だとして、運転を認めない判決が出された北海道電力の泊原子力発電所について、原子力規制委員会の更田豊志委員長は、長期化している再稼働の前提となる審査に触れ、北海道電力の対応次第では、中断や申請を許可しない判断もありうるとする考えを示しました。

規制委員会の更田委員長は6月1日の会見で、5月31日の判決の受け止めを聞かれ、「原発の安全性についての審査は規制委員会の責任でしっかり進めるもので、今回の訴訟や判決に影響を受けるものではない」と述べました。

そのうえで、およそ9年続いている泊原発の審査について、「のらりくらり右往左往して、原発の安全性などをまじめに立証する姿勢が見られず、あまりに長期間にわたり、停滞するのであれば、審査の中断や不許可もありうる」と述べ、北海道電力の対応次第では、中断や再稼働の申請を許可しない判断もありうるとする考えを示しました。