アレルギー食品表示に「くるみ」義務化へ 消費者庁

アレルギーを引き起こすおそれのある食品の表示について、消費者庁は「くるみ」の表示を義務づける手続きを始めることを明らかにしました。

国の食品表示制度では、アレルギーを引き起こすおそれがある食品についてタマゴや小麦など7品目で表示が義務づけられているほか、「くるみ」やサバなど21品目は、表示を推奨する品目として、できるだけ表示することが求められています。

消費者庁は6月1日、昨年度まとめたアレルギーの症例に関する最新の実態調査の結果を公表し、6000件余りの症例のうち、「くるみ」に関する報告が463件と、前回、3年前の調査から増加し、症例数の多い品目として鶏卵、牛乳、小麦に次いで4番目だったということです。

このため消費者庁は、「くるみ」の表示を、現在の推奨から義務に変更する方針を明らかにし、制度を見直すための手続きを早ければ今年度中に始めるとしました。

消費者庁の伊藤明子長官は、「くるみによる食物アレルギーは増えており、できるだけ早く手続きを進めていきたい」と話しました。