台湾 蔡総統「米との経済連携 IPEFに代わる枠組みに期待」

台湾の蔡英文総統は、新たな経済連携IPEF=インド太平洋経済枠組みの当初のメンバーに加われなかったことを受けて、これに代わる台湾とアメリカの経済連携の枠組みが早期に作られることに期待を示しました。

蔡総統は31日、台北の総統府でアメリカのダックワース上院議員と会談しました。

この中で蔡総統は「台湾はIPEFへの参加の意思をアメリカ政府に伝え続ける」としたうえで「短期的には、台湾とアメリカが新しいやり方で経済パートナーシップを深化させるための、具体的な道筋を計画することを期待する」と述べました。

IPEFはアメリカのバイデン政権が中国への対抗を念頭に提唱し、先週東京で立ち上げに向けた協議を開始すると発表しました。

台湾は当初のメンバーに加われなかったことから、蔡総統の発言は、IPEFに代わる台湾とアメリカの経済連携の枠組みが早期に作られることに期待を示したものです。

アメリカ通商代表部は今月20日、キャサリン・タイ通商代表が台湾当局の通商交渉担当の※トウ振中政務委員と会い「双方が貿易・投資関係を深めるための具体策を探り、数週間後に再び会談することで一致した」と発表していて、新たな経済連携の枠組み作りにつながるか注目されます。

※トウは「登」におおざと