NTT 周囲の状況認識し話すロボットなど AI活用の最新技術公開

通信大手のNTTは傘下の研究所での最新の研究成果を発表し、周囲の状況に合わせて会話ができるロボットなどAI=人工知能を活用した技術を公開しました。

NTTは最新のAIや解析技術などを活用したコミュニケーションをテーマにした研究の発表会を30日都内で開きました。

このうち人と会話ができるロボットは、周りの景色などの画像情報も認識して会話することができ、相手の話す内容だけでなく、周囲の状況に合わせた会話も可能となっています。

30日は海沿いの道をドライブするデモンストレーションが行われ、運転席の隣に設置されたロボットが運転手に向かって「おしゃれなカフェがあるね」とか「サーフィンはしたことありますか」などと話しかけていました。
このほかにも、信号を必要としない交通網の実現に向けた自動運転の技術も披露されました。

8台の模型の車どうしがスピードや位置情報について通信を行うとともに、それぞれの車に搭載されたコンピューターがこれらの情報を分析し、互いにぶつからないように走行していました。

今後は人工衛星から位置情報をリアルタイムで把握するなど通信技術の改良を行い、実用化を目指すことにしています。

NTTコミュニケーション科学基礎研究所の納谷太所長は「音声認識や対話技術などの強みをいかした研究で、使える技術をどんどん社会に出していきたい」と話していました。