山口 阿武町 4630万円誤振り込み 町長の減給など処分方針決定

山口県阿武町が給付金4630万円を住民1人に誤って振り込んだ問題で、町は30日、町長の給与カットなど役場関係者を処分する方針を決めました。

山口県阿武町は先月、国の臨時特別給付金合わせて4630万円を誤って町内の住民1人に振り込み、返還を拒まれていましたが、先週、法的な手続きによって4290万円余りを確保できたことを明らかにしています。

この問題をめぐって、町は30日、町長をはじめ役場の職員合わせて7人の処分の方針を決定しました。

それによりますと、
▽花田町長が月給の50%、
▽副町長が月給の40%、
▽出納室長が月給の10%をそれぞれ3か月カットするとしたほか、
▽課長級以下の4人を訓告や厳重注意の処分とするということです。

町長と副町長の給与カットについては来月の町議会で条例案を提出し、可決されしだい速やかに行い、職員の処分も同じ時期に実施するとしています。

花田町長は「私や副町長、職員の処分については、当初から『厳正な処分』を行うことは当然と申し上げてきたが、ここにきて一定程度のお金の回収のめどが立ち、方針を決定した」などとコメントしています。

この問題では、振り込みを受けた24歳の住民が、誤って入金されたと知りながら、一部を別の口座に振り替えたとして警察に逮捕されています。