沖縄 玉城知事「ゼレンスキーです」発言を駐日大使に陳謝

沖縄県の玉城知事は、みずから「ゼレンスキーです」と述べた発言について、30日、ウクライナの駐日大使に電話で陳謝しました。

沖縄県の玉城知事は今月25日、オンラインでの有識者会合が始まる直前、みずから「ゼレンスキーです」と発言し、その後「不用意な発言だった」などとして陳謝しました。

この発言をめぐり沖縄県は、玉城知事が30日午前11時すぎ、ウクライナのコルスンスキー駐日大使と15分ほど電話し、直接陳謝したことを明らかにしました。

県によりますと、この中で玉城知事は「着席した際、ほかの出席者がウクライナについて意見交換をしていて、特別な意味はなく発言をした。軽率のそしりを免れず、多くの皆さまを不快な気持ちにさせ、ゼレンスキー大統領やコルスンスキー大使にも大変ご迷惑をおかけした。心からおわび申し上げる」と伝えたということです。

これに対してコルスンスキー大使は「状況がよく理解できた。今回のことで日本、沖縄と、ウクライナの関係に影響を及ぼすことはないと思う。日本と沖縄の皆さんから支援をいただいていることに感謝する。なるべく早く沖縄に行き、今後の関係の発展に向けて語り合えることを楽しみにしている。謝罪を受け入れたとご理解ください」と述べたということです。