社会

都のワクチン大規模接種会場でノババックスの接種始まる

国内で4種類目の新型コロナワクチンとなるノババックスのワクチン接種が、東京都の大規模接種会場で始まりました。
アメリカの製薬会社ノババックスが開発したワクチンは4月に承認され、5月25日に公的な予防接種に追加されました。

東京都は、2か所の大規模接種会場での接種を30日から始め、このうち都庁の展望室に設けられた会場では、事前に予約した人が訪れて接種を受けていました。
ノババックスのワクチンは、ファイザーやモデルナとは異なる仕組みで、これまでのワクチンでアレルギー反応が出た人や、2回目まではアストラゼネカを打った人などが接種すると想定されています。

都によりますと、都庁の会場では1回目と2回目の接種向けに、一日40人分の予約枠を設けていて、今度の日曜日までは、すべて埋まっている一方で、3回目向けの予約枠は、160人分のうち半分程度に空きがあるということです。

接種を受けた30代の男性は「1回目と2回目の接種のあと熱が出てしまい、仕事がつらかったので、3回目は副反応をなるべく抑えられたらと思い、ほかのワクチンより副反応が少ないと言われているノババックスを選びました。3回目を打てたことで行動の幅が広がればいいなと思います」と話していました。

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