新潟県知事選 現職の花角英世氏 2回目の当選

現職と新人による2人の争いとなった新潟県知事選挙は29日、現職の花角英世氏(64)が2回目の当選を果たしました。

新潟県知事選挙の開票結果です。

花角英世 無所属・現 当選
70万3694票

片桐奈保美 無所属・新
20万3845票

自民党、公明党県本部、国民民主党県連が支持した花角氏が、共産党、れいわ新選組、社民党が推薦した新人の片桐氏を抑え、2回目の当選を果たしました。

花角氏は、64歳。

国土交通省の元官僚で、新潟県の副知事や海上保安庁次長などを経て、前回・4年前の知事選挙で初当選しました。

今回の選挙戦で、花角氏は、東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原子力発電所への対応について、新潟県による福島第一原発事故の検証結果が出るまで、再稼働の議論は行わないとしたうえで将来的には原発に依存しない社会を目指すと訴えました。

花角氏は「新型コロナウイルスの感染拡大の影響で打撃を受けた経済活動を元気にすることと、県民の安全安心な暮らしを守ることを第一にしたい」と2期目の抱負を述べました。

また、柏崎刈羽原発の再稼働については「県が独自の検証を進めているので判断の材料を得たのち、私の考えを県民に説明して意思を確認するプロセスを経たい」と述べました。
今回の知事選挙の投票率は49.64%で、前回・4年前の選挙を8ポイント余り下回り、過去3番目に低い投票率となりました。

自民 茂木幹事長「柏崎刈羽原発への対応 しっかりと連携を」

自民党の茂木幹事長は、記者会見で「およそ50万票の大差という結果が県民の判断であり、花角知事の4年間の実績への評価や期待感の表れだ。原発の問題についても、責任を持ってバランスのとれたエネルギーミックスをつくらなければならず、単にスローガンのように何かをゼロにすることには理解が広がらなかった」と述べました。

そのうえで、東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原子力発電所への対応については「花角知事は県独自できちんと確認する作業を進めていきたいと話しており、県の取り組みも見ながら、しっかりと連携していきたい」と述べました。