米テキサス州銃乱射 警察官ら教室に突入せず約45分間廊下待機

アメリカ南部テキサス州の小学校で男が銃を乱射し児童19人を含む21人が死亡した事件で、当時、駆けつけた警察官らは、男が押し入った教室にすぐには突入せず、およそ45分間にわたって廊下で待機していたことが明らかになりました。州の治安当局は「誤った判断だった」として、対応に問題があったと認めました。

アメリカ南部・テキサス州のユバルディでは24日、小学校に押し入った男が銃を乱射して、児童19人を含む21人が死亡し、18歳の容疑者は国境警備隊の隊員らにその場で射殺されました。
この事件に関連して、州の治安当局が27日、記者会見し、男が教室に押し入ったあと警察官らおよそ20人が国境警備隊の隊員らよりも先に小学校に駆けつけたものの、すぐには教室に突入せず、およそ45分間にわたって廊下で待機していたことを明らかにしました。

その間、教室の中にいた児童らは、複数回、緊急通報し「いますぐ警察官を送ってください」などと助けを求めていたということです。

待機していた警察官らは男が立てこもった教室内ではこれ以上、児童らに危険が及ぶことはないと考えていたとしていて、州の治安当局は「誤った判断だった」として、対応に問題があったと認めました。

こうした中、同じテキサス州のヒューストンでは銃規制に反対するロビー団体「全米ライフル協会」の年次総会が開かれ、出席したトランプ前大統領は、銃を用いて学校の警備を厳重にすることで事件の再発を防ぐべきだと主張しました。

一方、会場の外では抗議集会も開かれ、参加者たちは事件で亡くなった子どもたちの写真とともに「銃ではなく子どもを守れ」と書かれたプラカードを掲げて、銃規制の強化を訴えました。