台湾 海軍が東部沖でミサイル演習 中国軍の活動活発化に対応か

台湾海軍は27日までに、台湾東部沖の海域などでミサイル演習を行ったと発表しました。周辺の海域や空域で中国軍の活動が活発化していることに対応したものとみられます。

台湾海軍の発表によりますと、演習は今月の数日間、台湾南部の屏東県にあるミサイル基地と台湾東部沖の太平洋で行われました。

地上の基地に加え、海軍の艦艇や空軍の戦闘機から、敵の艦艇などに見立てた目標に向けてミサイルを発射し、およそ98%が命中したとしています。

また、おととしから海上保安当局への配備が始まった新型の巡視船が海軍の指揮下に入り、台湾が自主開発した対艦ミサイル「雄風2」の発射を行う訓練を初めて行ったことも明らかにされました。

台湾東部沖の太平洋には今月、中国海軍の空母「遼寧」が展開し、戦闘機やヘリコプターが300回を超える発着を行ったことが確認されています。

また、中国側から戦闘機や爆撃機などが台湾東部沖の上空にまで回り込んで飛行するケースも頻繁に見られるようになっています。

台湾海軍は「実戦的な訓練を通して全体的な防衛作戦能力を強化する」としていて、今回のミサイル演習は中国軍の活動が活発化していることに対応したものとみられます。