新型コロナ 1週間平均の新規感染者数 46都道府県で減少

新型コロナウイルスの新規感染者数を1週間平均で比較すると、全国では緩やかな減少傾向で、46の都道府県で前の週より少なくなっています。

NHKは各地の自治体で発表された感染者数をもとに、1週間平均での新規感染者数の傾向について前の週と比較してまとめました。

全国

全国では
▼4月28日までの1週間では前の週に比べて0.94倍、
▼5月5日は0.67倍と3週連続で減少していましたが、
大型連休が空けた
▼今月12日は1.41倍と増加に転じました。

その後は
▼今月19日は0.97倍、
▼26日まででは0.87倍と緩やかな減少傾向となっていて、
1日当たりの平均の新規感染者数はおよそ3万1607人となっています。

新規感染者数は山梨県を除いて、46の都道府県で前の週より少なくなっています。

沖縄県 直近1週間 人口10万あたり全国最多

沖縄県は
▼今月12日までの1週間は前の週の1.57倍、
▼今月19日は1.05倍と2週連続で増加していましたが、
▼26日まででは0.84倍と減少しています。

1日当たりの新規感染者数はおよそ1783人で、直近1週間の人口10万あたりの感染者数は850.71人と、全国で最も多くなっています。

1都3県

東京都は
▼今月12日までの1週間は前の週の1.31倍と増加していましたが、
▼今月19日は0.93倍、
▼26日まででは0.89倍と2週連続で減少していて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ3281人となっています。

神奈川県は
▼今月12日までの1週間は前の週の1.04倍、
▼今月19日は1.02倍、
▼きのうまででは0.91倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ1707人となっています。

埼玉県は
▼今月12日までの1週間は前の週の1.24倍、
▼今月19日は0.88倍、
▼26日まででは0.80倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ1120人となっています。

千葉県は
▼今月12日までの1週間は前の週の1.12倍、
▼今月19日は0.93倍、
▼26日まででは0.90倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ899人となっています。

関西

大阪府は
▼今月12日までの1週間は前の週の1.67倍、
▼今月19日は0.96倍、
▼26日まででは0.88倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ2595人となっています。

京都府は
▼今月12日までの1週間は前の週の1.54倍、
▼今月19日は1.02倍、
▼26日まででは0.93倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ796人となっています。

兵庫県は
▼今月12日までの1週間は前の週の1.44倍、
▼今月19日は1.03倍、
▼26日まででは0.87倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ1330人となっています。

東海

愛知県は
▼今月12日までの1週間は前の週の1.70倍、
▼今月19日は1.02倍、
▼26日まででは0.90倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ2000人となっています。

岐阜県は
▼今月12日までの1週間は前の週の1.79倍、
▼今月19日は1.00倍、
▼26日まででは0.93倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数は532人となっています。

三重県は
▼今月12日までの1週間は前の週の1.59倍、
▼今月19日は0.96倍、
▼26日まででは0.90倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ365人となっています。

その他の地域 山梨県 全国唯一前週より多い

北海道は
▼今月12日までの1週間は前の週の1.24倍、
▼今月19日は0.97倍、
▼26日まででは0.78倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ1963人となっています。

宮城県は
▼今月12日までの1週間は前の週の1.52倍、
▼今月19日は1.00倍、
▼26日まででは0.91倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ430人となっています。

広島県は
▼今月12日までの1週間は前の週の1.60倍、▼今月19日は1.03倍、▼きのうまででは0.88倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ1047人となっています。

福岡県は
▼今月12日までの1週間は前の週の1.29倍、
▼今月19日は0.92倍、
▼26日まででは0.91倍となっていて、
1日当たりの新規感染者数はおよそ1784人となっています。

このほか、
▼山梨県は26日までの1週間は前の週の1.04倍と全国の都道府県で唯一、
前の週より多くなっています。

専門家「第6波終盤に 梅雨時期でも換気を」

感染症に詳しい東京医科大学の濱田篤郎特任教授は、現在の感染状況について「感染者数は全体的に減少してきている。ワクチンの追加接種の率が6割ほどになっていることや季節的に夏に向かっていることそれに、感染対策が自主的に行われている効果もあると思う。感染の第6波の最中ではあるが終盤に近づいているという見方をしてよいと思う」と話しています。

その中で6月から水際対策が緩和されることについて「いまの状況からすれば、水際対策の緩和は妥当な判断だと思うが、入国時の検査が少なくなると、海外からオミクロン株から派生した変異ウイルスが入る可能性も高まるので、国内でのウイルスの解析に力を入れていく必要がある」と話しています。

その上で、濱田特任教授は「オミクロン株は感染力が強いため、夏場になっても感染者がほとんどいなくなることは考えにくい。梅雨の時期を迎えると、家で閉じこもることも多くなりそういった環境で感染者数が再び増える可能性はある。冷房をかけていても雨が家の中に入らない工夫をしながら換気をする対応を心がけてもらいたい」と話しています。