「創作こけし」は伝統的なこけしと違い、自由な形とデザインが特徴で、多くが群馬県で生産されています。
日本の土産として特に外国人に人気があり、生産が盛んな群馬県榛東村の工房では、おかっぱ頭の女の子のこけしなどを年間10万個以上販売してきましたが、新型コロナの影響で外国人観光客が減り、売り上げは大きく落ち込みました。
国内の需要を取り込もうと、県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」やアニメのキャラクターのこけしなども販売しましたが、売り上げは新型コロナの前の半分以下にとどまっているということです。
こうした中で、来月10日から外国人観光客の受け入れが再開されることになり、工房では全国の観光地向けに生産を増やして、イベントなどにも出店したいとしています。
「卯三郎こけし」の岡本義弘副社長は「外国人観光客が増えていくのを見据えられるようになって、『ようやくか』という気持ちです。群馬県を盛り上げるためにも、地域で連携して創作こけしを広めていきたい」と話していました。
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外国人観光客受け入れ再開へ 「こけし」も「大仏」も期待
外国人観光客の受け入れが来月10日から再開されることについて、群馬県にある土産物として人気の「創作こけし」の工房では、売り上げの増加に期待する声が聞かれました。
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「牛久大仏」でも期待の声
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また、アジア圏から多くの観光客が訪れていた茨城県牛久市の「牛久大仏」でも、期待の声が聞かれました。
牛久大仏は、高さが120メートルあり「青銅製の立像」としては世界一と「ギネス世界記録」に認定されています。
コロナ前は、仏教徒の多いタイやベトナム、台湾などから多くの観光客が参拝に訪れ、ピーク時には、毎日のように団体バスが止まっていたといいます。
牛久大仏は、高さが120メートルあり「青銅製の立像」としては世界一と「ギネス世界記録」に認定されています。
コロナ前は、仏教徒の多いタイやベトナム、台湾などから多くの観光客が参拝に訪れ、ピーク時には、毎日のように団体バスが止まっていたといいます。
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政府が外国人観光客の受け入れを来月10日から再開することについて、牛久大仏の宮崎弘子広報部長は「仏教国のかたは非常に熱心な方が多いので、大仏を目当てに来ていましたが、コロナの影響でかなり減った状態でした。インバウンドが増えるとそれに伴い国内の団体のお客様も増えると思いますし、非常に期待しています」話していました。