東大前切りつけ事件 男子生徒を家裁送致 責任能力問えると判断

ことし1月、東京大学の門の前で受験生など3人を切りつけたとして、逮捕された男子生徒の鑑定留置が終わり、27日、家庭裁判所に送られました。関係者によりますと、精神鑑定の結果刑事責任能力を問えると判断されたということで、今後、家庭裁判所で処分などが決められます。

ことし1月、大学入学共通テストの会場となっていた東京大学の門の前で受験生など男女3人が次々に切りつけられてけがをし、名古屋市の高校の17歳の男子生徒が殺人未遂などの疑いで逮捕されました。

また、事件の直前に東京メトロの車内でエタノールなどの液体をまいたなどとして威力業務妨害の疑いで追送検されています。

男子生徒について、刑事責任能力を調べるためおよそ3か月間鑑定留置が行われ、専門家が当時の精神状態などを調べていましたが関係者によりますと、刑事責任能力を問えると判断されたということです。

今後は家庭裁判所で開かれる審判で、処分が決められることになります。

捜査関係者によりますと男子生徒はこれまでの調べに対して、「医者を目指していて東大に入りたかったが、成績が落ちて悩んでいた。事件を起こして死のうと思った」などと供述しているということです。