エイベックス 日本のアニメ関連ビジネス 中東で本格参入へ

大手音楽会社の「エイベックス」は、コロナ禍で主力のライブ分野の業績回復が遅れる中、日本のアニメに関連する海外ビジネスの拡大を図ろうと、経済改革で娯楽産業の振興に力を入れる中東のサウジアラビアで、イベント事業に本格的に参入することになりました。

エイベックスは、サウジアラビアの大手イベント会社と業務提携し、現地のアニメ関連のイベント事業に本格参入します。

その足がかりとして、今月から現地で始まった国内最大級の娯楽イベントで、日本のアニメを題材にした大規模な展示施設の運営を手がけました。

「進撃の巨人」や「鬼滅の刃」、それに「キャプテン翼」などの人気の作品や、キャラクターの世界を、VR=仮想現実の技術を使ったアトラクションなどで体験できる仕掛けです。

さらに関係者によりますと現地法人を設立し、アニメのイベントやキャラクター商品の販売をはじめとする分野で、権利を持つ日本の制作会社などと現地の企業との仲介を行うことを検討しています。

サウジアラビアでは、石油依存からの脱却を目指す経済改革の一環で、長年、制限されていた娯楽産業の振興が進められ、日本からも広告大手などが進出しはじめています。

エイベックスは、コロナ禍で主力のライブ分野の業績回復が遅れる中、海外ビジネスを新たな収益の柱と位置づけていて、中東への本格進出で現地での存在感を高め、売り上げの拡大につなげたい考えです。