Jリーグ 10のクラブで債務超過続く 営業収益は9割ほどに回復

サッカーJリーグの54のクラブの昨年度の経営情報が発表され、前の年度に続き10のクラブが債務超過となりました。
一方で営業収益はコロナ禍以前の9割ほどに戻ってきているということで、Jリーグは「債務超過の解消に向けて各クラブとコミュニケーションをとりながら進めていきたい」としています。

Jリーグは、26日、決算時期が遅い3つのクラブを除いた54クラブの昨年度、2021年度の経営情報を開示しました。

それによりますと、前の年度に続き10のクラブが債務超過となり、このうちJ1ではセレッソ大阪がおよそ12億400万円、サガン鳥栖がおよそ4億6400万円、アビスパ福岡がおよそ3億5500万円、名古屋グランパスがおよそ2億9600万円、ベガルタ仙台がおよそ2億6500万円とそれぞれ負債が資産を上回っています。

ただし、Jリーグは現時点で経営の継続が困難に陥っているクラブはないとしています。

一方、営業収益は54のクラブのうち、45のクラブで増収となり合計で1147億円となりました。

これは2019年度の93%に当たりJリーグでは「全体としてコロナ以前の規模に戻りつつある」としています。

また、単年度で赤字だったクラブは前の年度と比較して34から20に減っています。

Jリーグの大城亨太クラブライセンスマネージャーは「債務超過の解消に向けて各クラブとコミュニケーションをとりながら進めていきたい。営業収益は回復しているので、クラブの活力は戻ってくると信じている」と話していました。