米製薬会社ノババックスのコロナワクチン接種始まる 新潟 長岡

国内で4種類目となる、アメリカの製薬会社ノババックスが開発した新型コロナウイルスワクチンの接種が、26日から新潟県長岡市で始まりました。

先月、厚生労働省は、アメリカの製薬会社ノババックスが開発した新型コロナウイルスワクチンについて、18歳以上を対象に、使用することを正式に承認しました。

国内で4種類目となるこのワクチンは、ファイザーやモデルナとは異なる仕組みで、厚生労働省はこれまでのワクチンでアレルギー反応が出た人なども接種できると想定しています。

26日、新潟県内で初めて長岡市のクリニックでこのワクチンの接種が始まり、予約していた9人が順番に接種を受けていました。

接種を受けた長岡市の30代の男性は「信頼性が高いと思い、ノババックスのワクチンを選んで受けました。早い段階で打つことができてよかったです」と話していました。

「エールホームクリニック」の田村真麻医師は「このワクチンはこれまで接種に抵抗があった人にも受け入れられやすいのではないか」と話していました。

このクリニックは7月までに合わせて1000人分のノババックスのワクチン接種を行う予定だということです。