東京都 4月の人口 転入が転出上回る「転入超過」 4か月連続

東京都の4月の人口の動きは、転入が転出を4000人余り上回る「転入超過」となりました。去年の同じ月と比べると転入超過の人数が増加しており、総務省は、新型コロナの感染状況が落ち着き、東京から地方に出る動きが弱まっていると分析しています。

総務省によりますと、4月の東京の人口の動きは、
▼転入が5万6462人、
▼転出が5万2088人で、
転入が転出を4374人上回り、4か月連続で「転入超過」となりました。

4月は、就職や進学などで東京への転入が増える時期で、転入超過の人数は、去年の同じ月よりも2000人余り多くなりました。

総務省は「新型コロナの感染状況が落ち着き、東京から地方に出る動きが弱まっている。ただ、東京への転入者も減っているため、一極集中の動きに戻っているとまでは言えず、今後の動きを注視したい」としています。