弾道ミサイル発射前に米軍「コブラボール」離陸 データ収集か

25日朝、北朝鮮が弾道ミサイルなど合わせて3発を発射する中、沖縄の嘉手納基地を離陸して九州南方の沖合を飛行していたアメリカ軍の特殊な偵察機が機体の側面を朝鮮半島側に向けるように飛行を開始しました。
発射された北朝鮮のミサイルのデータ収集などにあたった可能性もあります。

韓国軍は、北朝鮮が25日朝に首都ピョンヤン郊外から日本海に向けて、ICBM=大陸間弾道ミサイルと推定される弾道ミサイルなど3発を発射したと明らかにしました。

これを前に沖縄の嘉手納基地からは、25日午前5時半ごろ、アメリカ軍の偵察機RC135S、通称「コブラボール」が離陸するのが確認されました。

「コブラボール」はアメリカ軍が3機しか保有していない特殊な偵察機で、発射された弾道ミサイルのデータの収集や分析を行います。

航空機が発信する位置や速度などの情報を公開している民間のホームページ「フライトレーダー24」によりますと、この偵察機は北朝鮮がミサイルを発射した午前6時ごろは九州南方の沖合を飛行していましたが、その後、向きを変えて、機体の側面を朝鮮半島側に向けるように同じコースを往復する飛行を始めました。

偵察機は遠距離からでも弾道ミサイルを監視する能力があるとされていることから、発射された北朝鮮のミサイルのデータ収集などにあたった可能性もあります。

また、25日午後4時前には別の「コブラボール」1機がアメリカ本国から嘉手納基地に飛来しました。