“北朝鮮の核実験に向けた準備は最終段階” 韓国大統領府高官

北朝鮮が核実験に踏み切る可能性が指摘される中、韓国大統領府の高官は、北朝鮮がここ数週間で複数回にわたって核の起爆装置の作動試験を行っていることを明らかにしたうえで、核実験に向けた準備が最終段階にあるという見方を示し、関係国が警戒を続けています。

韓国大統領府・国家安保室のキム・テヒョ(金泰孝)第1次長は25日、記者団に対して、北朝鮮北東部にある核実験場での動きについて「1日か2日以内に核実験が行われる可能性は低いものの、それ以降に行われる可能性は十分にある」と述べました。

そのうえでキム次長は「プンゲリ(豊渓里)にある核実験場とは異なる場所で核の起爆装置の作動試験を行っていることが探知された」と明らかにしました。

試験はここ数週間の間に複数回にわたって行われているということで、キム次長は「北の当局が望むような規模と性能を評価する核実験を行うため最後の準備段階にある」という見方を示しました。

北朝鮮の核実験の動きをめぐっては、韓国の情報機関・国家情報院も先週、国会の委員会で実施のタイミングだけを見計らっている段階だという見方を示していて、関係国が警戒を続けています。