【詳細】バイデン大統領来日 クアッド首脳会合

就任後初めて日本を訪問しているアメリカのバイデン大統領。
滞在3日目の24日は日米豪印の4か国の枠組み、クアッドの首脳会合に参加しました。

バイデン大統領の最新情報を速報でお伝えします。

中国外務省 北京の日本大使館に強い不満伝える(24日夜)

中国外務省は、日米首脳会談や、日米豪印4か国の枠組み、クアッドの首脳会合の内容をめぐって、中国に関わる誤った言動などがあったとして、幹部が24日夜、北京にある日本大使館の志水史雄特命全権公使と緊急に面会し、強い不満と深刻な懸念を伝えたと発表しました。

これに対して日本側は、中国側の申し入れは受け入れられないと反論したうえで、一方的な中国側の行動に懸念を表明し、適切な行動を強く求めたということです。

日印首脳会談終わる(24日 19:30ごろ)

岸田総理大臣とインドのモディ首相との首脳会談は、午後6時半ごろから1時間あまり行われ、午後7時半ごろ終了しました。

両首脳は、厳しい国際情勢の中、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた取り組みを促進していくことが重要だという認識で一致したほか、新たな経済連携IPEF=インド太平洋経済枠組みを、地域に実体的な利益をもたらす枠組みとするべく連携していくことを確認しました。

また、二国間関係をめぐっては、延期となっている初の戦闘機の共同訓練の早期実施に向けて調整を進めていくことで一致したほか、両国の外務・防衛の閣僚協議「2プラス2」を早期に開催することも確認しました。

また、経済安全保障分野での共通の課題への取り組みを強化していくことを確認しました。

会談のあと、両首脳はおよそ1時間、夕食会を行いました。

安倍 元首相「タイミングも意義も極めてよかった」

東京都内でインドのモディ首相と会談し、総理大臣在任中に日米豪印4か国の連携強化にともに取り組んできた自民党の安倍・元総理大臣は記者団に対し、「ロシアによるウクライナへの侵略を受け、インド太平洋地域の民主主義国家である4か国が日本に集まり、世界に向けて、地域の平和と安定に責任を果たしていく意思を示したことは、タイミングも意義も極めてよかった」と述べました。

菅 前首相「対面で会議できたこと よかった」

去年9月に総理大臣としてワシントンで開かれたクアッドの首脳会合に出席した自民党の菅・前総理大臣は東京都内のホテルでインドのモディ首相と会談したあと記者団に対し、「今回のクアッドが非常にうまくいったという報告を受けた。ロシアがウクライナに侵攻している状況の中で、それを一刻も早くやめさせなければならないというのは一緒だと思うので、対面で会議をできたことはよかった」と述べました。また、菅氏はモディ首相との会談では、日本とインドの観光振興などをめぐって意見を交わしたと説明しました。

バイデン大統領 拉致被害者の家族との面会について投稿

バイデン大統領はけさ、ツイッターに、北朝鮮に拉致された被害者の家族と面会したことについて投稿しました。この中で、大統領は「きのう、数十年前に北朝鮮に拉致された人たちの家族に会った。話を聞いて胸が張り裂ける思いだ。北朝鮮に対し、この歴史的な過ちをただし、いまだ行方がわかっていない12人の日本人について全容を明らかにするよう求める」としています。きのうの面会のあと被害者の家族が行った記者会見では、バイデン大統領がいすに座っていた横田めぐみさんの母親の早紀江さんにひざをついて語りかけたことや、出席したすべての家族に直接、ことばをかけたことが明らかになっています。

日印首脳会談始まる(24日 18:30前)

岸田総理大臣とインドのモディ首相との首脳会談が、午後6時半前、東京・港区の迎賓館で始まりました。

バイデン大統領 米軍基地を出発 帰国の途に(24日 18:00すぎ)

日本を訪れていたアメリカのバイデン大統領は一連の日程を終え、先ほど午後6時すぎ、大統領専用機で東京のアメリカ軍横田基地を出発し、帰国の途につきました。

バイデン大統領 米軍横田基地に到着(24日 18:05ごろ)

バイデン大統領を乗せたヘリコプターは午後6時5分ごろ、東京のアメリカ軍横田基地に到着しました。このあと、大統領専用機で横田基地を出発し、帰国の途につきます。

日豪首脳会談終わる(24日 18:00すぎ)

岸田総理大臣とオーストラリアのアルバニージー新首相との首脳会談は、1時間あまり行われ、午後6時すぎに終了しました。

会談では、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた連携などをめぐり意見が交わされたものとみられます。

アルバニージー首相は、冒頭で「私たちは、自由で開かれた平和なインド太平洋地域を維持していくという価値観を共有し、防衛や安全保障の分野での連携を強化している」と述べました。

そして、今後さらに協力を進めたい分野として▼LNG=液化天然ガスや▼製造の過程で二酸化炭素を出さない「グリーン水素」▼それにオーストラリアが導入を検討している高速鉄道を挙げました。

そのうえで「オーストラリアでは、政権が変わったが、外交政策の基本姿勢は変わらない。私たちは共通の利益のある分野でさらなる連携を続けていく」と述べました。

クアッド首脳会合 共同声明を発表

日米豪印4か国の枠組み、クアッドの首脳会合のあと共同声明が発表されました。中国を念頭に、現状を変更し、地域の緊張を高めるあらゆる威圧的で一方的な行動に強く反対するとしています。

共同声明では、4か国の首脳が「包括的で強じんな自由で開かれたインド太平洋」への揺るがない関与を新たにすると表明した上で、深刻な世界規模での困難の時代に4か国が「善を推進する力」であることを示すとしています。

そして、ウクライナ情勢をめぐり、ロシアを名指しした形での非難を避ける一方、◇自由や法の支配、◇主権と領土の一体性、◇武力による威嚇や行使、◇現状を変更しようとするいかなる一方的な試みに訴えることなく紛争を平和的に解決することなどインド太平洋地域や世界の平和、安定、繁栄に不可欠な原則を強く支持するとしています。

バイデン大統領 ハーディー・バラックスを出発(24日 17:35)

バイデン大統領は、午後5時35分、東京・港区のアメリカ軍基地「ハーディー・バラックス」をヘリコプターで出発しました。このあと、アメリカ軍横田基地に向かうことになっています。

バイデン大統領 ハーディー・バラックスに到着(17:30ごろ)

バイデン大統領は、午後5時半ごろ、東京・港区のアメリカ軍基地「ハーディー・バラックス」に到着しました。このあと、ヘリコプターでアメリカ軍横田基地に向かう予定です。

豪首相「ソロモン諸島について議論」

クアッドの首脳会合のあとオーストラリアのアルバニージー首相は、記者団に対し「オーストラリアの新しい首相として、気候変動に対する新たな政権の方針を説明し、各国から歓迎を受けた。気候変動は環境や経済だけでなく、国の安全保障のためにも重要だ」と述べ、新政権として気候変動対策を重視する考えを各国と共有したことを明らかにしました。

またアルバニージー首相は「中国が太平洋地域で影響力を拡大させようとしている問題も含め、ソロモン諸島について議論した」と述べ、南太平洋のソロモン諸島が4月、中国と結んだ安全保障に関する協定について、各国と議論したことを明らかにしました。

そのうえで「中国が明らかに影響力を拡大させようとする中、この地域で共有する価値観をどのように推し進めていくことができるか話し合った」と述べ、中国に対抗するためにもインド太平洋地域でクアッドの連携が重要だとの認識を示しました。

バイデン大統領 宿泊先ホテルを出発(24日 17:16)

バイデン大統領は午後5時16分に宿泊先の東京・港区のホテルを車で出ました。このあと港区のアメリカ軍基地「ハーディー・バラックス」でヘリコプターに乗り込み、横田基地へ向かうことになっています。

日豪首脳会談 始まる(24日 17:00前)

岸田総理大臣とオーストラリアのアルバニージー首相との首脳会談が、午後5時前、東京・港区の迎賓館で始まりました。

米印首脳会談 インド首相「同じ価値観持ち 共通の利益守る」

アメリカのバイデン大統領との首脳会談に臨んだインドのモディ首相は、冒頭で「私たちはインド太平洋地域について同じ価値観を持ち、共通の利益を守るため取り組んでいく。クアッドとIPEFはそれに弾みをつけるものだ。インドとアメリカの友情が世界の平和と安定につながると確信している」と述べました。

米豪首脳会談 豪首相「地域の安全保障に重要な役割」

アメリカのバイデン大統領と初めてとなる首脳会談に臨んだオーストラリアのアルバニージー首相は、冒頭で「私の政権はアメリカとの同盟関係を重視していく。私たち両国は地域の安全保障のために非常に重要な役割を果たしてきた。私たちの友情をさらに強化していきたい」と述べました。

バイデン大統領 印豪首相と相次いで会談

アメリカのバイデン大統領は日米豪印4か国の枠組み、クアッドの首脳会合のあとインドのモディ首相とオーストラリアのアルバニージー首相と相次いで会談し、連携を呼びかけました。

バイデン大統領 宿泊先ホテルに入る(24日 16:08)

バイデン大統領は午後4時8分に宿泊先の東京・港区のホテルに車で入りました。このあと、ホテル内でアメリカ大使館の職員と懇談することになっています。

バイデン大統領 総理大臣公邸を出発(24日 16:05)

バイデン大統領は午後4時5分に総理大臣公邸を出発しました。このあと宿泊先のホテルで大使館の職員と懇談することになっています。

バイデン大統領「台湾について 政策全く変わっていない」

アメリカのバイデン大統領は、台湾有事の際、台湾防衛のために軍事的に関与する考えをきのう示したことについて記者団から改めて問われ、対応をあらかじめ明確にしないことで、中国の行動を抑止する戦略に変わりはないとしたうえで「台湾についての政策は全く変わっていない」と強調しました。

クアッド首脳会合終え 岸田首相会見

日米豪印4か国の枠組み、クアッドの首脳会合を終えた岸田総理大臣は記者会見しました。ロシアによる軍事侵攻が続く中、中国などを念頭に、力による一方的な現状変更をいかなる地域でも許してはならないという認識を共有したと強調し、4か国のさらなる連携強化を図る考えを示しました。

来年のクアッド首脳会合 オーストラリアで開催へ

オーストラリアのアルバニージー首相は、2023年のクアッドの首脳会合がオーストラリアで開催されることを明らかにしました。24日東京で行われたクアッドの首脳会合のあと記者団の取材に応じたアルバニージー首相は「来年、オーストラリアでバイデン大統領、モディ首相、岸田総理大臣を迎えることを楽しみにしている」と述べました。

「ワーキングランチ」終わる(24日 14:00前)

日米豪印4か国の首脳が昼食をともにしながら意見を交わす「ワーキングランチ」は午後2時前終了しました。

「ワーキングランチ」始まる(24日 13:00ごろ)

日米豪印4か国の首脳が昼食をともにしながら意見を交わす「ワーキングランチ」は午後1時ごろから総理大臣公邸で始まりました。

日米豪印4か国の首脳 総理大臣公邸へ歩いて移動(24日 13:00前)

日米豪印4か国の首脳は、クアッドの首脳会合を終え、昼食をともにしながら意見を交わす「ワーキングランチ」に臨むため、午後1時前、官邸から、隣接する総理大臣公邸へ歩いて移動しました。

クアッド首脳会合 終わる(24日 12:30すぎ)

日米豪印4か国の枠組み、クアッドの首脳会合は午後0時半すぎに終了しました。

バイデン大統領 冒頭発言

「クアッドのリーダーたちは1年と少し前にはじめて会合した。私たちのパートナーシップは目標を達成するための中心にあり、そして私たちの継続的な協力の基盤として、大変重要だ」

「アメリカはインド太平洋地域にとって、強く、持続的なパートナーでなければならない」

「中国の指導者からなぜインド太平洋地域にこだわるのかと聞かれたことがあったが、それは私たちは同じ地域を共有し、深く関わっているからだ」

「岸田総理大臣がこのような会合の開催のために発揮してくれた並外れたリーダーシップを称賛したい。そして、モディ首相による民主主義の実現に向けた尽力を感謝したい。なぜなら、この会合は専制主義に対抗して、いかに民主主義を実現していくかについて議論するものだからだ。また、アルバニージー首相の初めてのクアッドへの参加を歓迎する。就任後すぐに参加してくれたことを感謝したい」

「ロシアのウクライナに対する残酷な戦争は、人道的な惨事を引き起こし、無実の市民が殺害され、多くの人々が国内外への避難を余儀なくされている」

「これはヨーロッパだけでなく、世界全体で取り組むべき課題だ。プーチン大統領は、あらゆる学校や教会、それに博物館を攻撃し、ウクライナの文化を消し去ろうとしている」

「アメリカはインド太平洋地域の1つの勢力として、仲間の民主主義国家とともに、私たちが共有する価値観とビジョンを守っていく。ロシアが軍事侵攻を始める前に私の政権は自由で開かれた、安全で強じんなインド太平洋地域を推し進める戦略を発表したが、ロシアによるウクライナへの侵攻は、こうした目標の重要性を高めた」

「国際秩序、領土の一体性、主権、国際法、それに人権の基本原則は必ず守られなければならない。それは世界のどこで侵害されてもだ。クアッドには、地域の平和と安定の維持、パンデミックへの対応、気候危機、それに未来の技術がわれわれの価値観に基づいて管理されるようにするといった多くの仕事が残されている」

「われわれは地域のための仕事を成し遂げることを目指していて、ともに作り上げてきているものを誇らしく思う。われわれの重要なパートナーシップが長年にわたって繁栄することを期待している」

インド モディ首相 冒頭発言

「クアッドは世界において重要な位置を占めている」

「クアッドの信頼と決意は民主主義に新たな強さをもたらしている」

「現在、われわれはすべての国の協力で自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて進んでいる」

オーストラリア アルバニージー首相 冒頭発言

「首相就任への祝意をありがとうございます。首相として初めて日本でのこのような重要な会合に出席できることを光栄に思う」

「クアッド各国が自由で開かれた、強靭なインド太平洋地域のためにこれまで達成してきたこと、そして気候変動や地域の安全保障などの大きな課題にともに取り組んできたことの成果を認めたいと思う」

「オーストラリアの新政権は、クアッドと連携し、気候変動対策や、より強く強靭なインド太平洋地域を作り上げることを優先する」

「私たちの連携は、民主主義、法の支配、そして平和に暮らす権利という共通の価値観に基づいている」

「インド太平洋地域の構造が変わり、不確実性を増す世界の課題と脅威に対処し、より強く、連携したインド太平洋地域を作り上げるために、クアッドの連携がこれまで以上に必要となっている」

「オーストラリアは政権が交代したが、われわれはクアッドへの関与する姿勢は変わっていないし、これからも変わらない。そしてASEANを重視し、関与する姿勢も変わらない」

「私の政権は気候変動対策に力を入れ、地域のパートナーたちへの支援を拡大させる。気候変動は太平洋地域の島しょ国にとって経済、安全保障の面で最大の課題だ」

岸田首相 クアッド首脳会合 冒頭発言

「昨年来、バイデン大統領のリーダーシップにより、4か国の首脳はたびたび会合の機会を持ってきた。本年、日本がバトンを受け継ぎ東京で首脳会合を実現できたことを大変うれしく思っている」

「去年9月の会合以降、われわれが重視する法の支配に基づく国際秩序を根底から揺るがす事態が起きた。ロシアによるウクライナ侵略は国連憲章でもうたわれている諸原則への真っ向からの挑戦でインド太平洋地域で同じようなことを起こしてはいけない」

「こうした厳しい情勢の中だからこそ、われわれが一堂に会して4か国の連帯と『自由で開かれたインド太平洋』という共通のビジョンへの強固なコミットメントを国際社会に示す意義は極めて大きい」

「本日は対面であることを生かして、国際情勢や地域情勢について率直な意見交換を行うことを楽しみにしている。同時に地域諸国とともに歩むことなしに、日米豪印協力の成功はあり得ない。ASEAN、南アジア、太平洋島しょ国といった地域諸国の声にしっかりと耳を傾け、地域が直面する喫緊の課題の解決に資するような協力をいっそう進めていく必要がある」

「会合ではこれまで進めてきた幅広い分野の実践的協力の具体的進展を確認するとともに地域の気候変動対策の支援、海洋状況把握、人道支援、災害救援といった新たな分野での協力についても議論したい」

クアッド首脳会合 始まる(24日 10:30すぎ)

日米豪印4か国の枠組み、クアッドの首脳会合はさきほど午前10時半すぎに始まりました。中国などを念頭に、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた連携などをめぐって協議が行われます。

バイデン大統領 官邸に入る(24日 10:30ごろ)

アメリカのバイデン大統領は、日米豪印4か国の枠組み、クアッドの首脳会合に出席するため、午前10時半ごろ総理大臣官邸に入りました。

バイデン大統領がホテルを出発(24日 10:23)

バイデン大統領は午前10時23分に宿泊先の東京・港区のホテルを車で出ました。このあと総理大臣官邸で行われる日米豪印4か国の枠組みクアッド首脳会合に臨む予定です。

インド モディ首相 官邸に入る(24日 10:00すぎ)

インドのモディ首相は、日米豪印4か国の枠組み、クアッドの首脳会合に出席するため、午前10時すぎに総理大臣官邸に入りました。

オーストラリア アルバニージー首相 官邸に入る

オーストラリアのアルバニージー首相は、日米豪印4か国の枠組み、クアッドの首脳会合に出席するため、午前10時すぎに総理大臣官邸に入りました。

岸田首相 官邸に入る(24日 8:15すぎ)

日米豪印4か国の枠組み、クアッドの首脳会合に臨む岸田総理大臣は、午前8時15分すぎに総理大臣官邸に入りました。岸田総理大臣はこのあと閣議などを経て、首脳会合に臨みます。

バイデン大統領 クアッド首脳会合に出席へ

バイデン大統領は24日午前、日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4か国でつくる枠組み、クアッドの首脳会合に出席します。会合では新型コロナウイルス対策や気候変動への対応などが議題となる見通しで、バイデン大統領は23日記者会見で、「民主主義の国どうしの連携によって大きな成果を上げることを世界に示す。インド太平洋地域の未来に向けた前向きなビジョンを前進させるための機会に感謝する」と述べ期待感を示しました。