大相撲夏場所【中入り後の勝敗】横綱 照ノ富士が12勝3敗で優勝

大相撲夏場所は千秋楽、横綱・照ノ富士が大関・御嶽海に勝って、12勝3敗で3場所ぶり7回目の優勝を果たしました。

中入り後の勝敗です。

▽千代大龍に錦木は錦木が寄り切りで勝って勝ち越しを決めました。

▽隠岐の海に明生は隠岐の海が上手投げ。

▽翠富士に栃ノ心は翠富士が肩透かし。

▽琴勝峰に碧山は碧山がはたき込み。

▽東龍に照強は照強が足取り。

▽輝に琴恵光は輝が突き出しで勝ちました。

▽宝富士に荒篤山は宝富士が寄り切り。

▽豊山に翔猿は翔猿が押し出し。

▽佐田の海に隆の勝は佐田の海がすくい投げで勝って,
佐田の海、隆の勝はともに11勝4敗です。

佐田の海は敢闘賞、隆の勝は殊勲賞を受賞しました。

▽遠藤に妙義龍は遠藤が下手出し投げ。

▽一山本に玉鷲は玉鷲が突き出し。

▽北勝富士に王鵬は北勝富士が寄り切り。

▽若元春に琴ノ若は琴ノ若が寄り切り。

▽高安に千代翔馬は高安が上手投げで勝ちました。

▽志摩ノ海に大栄翔は大栄翔がはたき込みで勝って11勝4敗としました。

大栄翔は殊勲賞受賞です。

志摩ノ海は負け越しました。

▽豊昇龍に霧馬山は霧馬山が上手ひねり。

▽若隆景に阿炎は若隆景が押し出し。

阿炎は負け越しました。

▽大関・貴景勝に大関・正代は貴景勝が突き落としで勝ち越しました。

▽横綱・照ノ富士に大関・御嶽海は照ノ富士が寄り切りで勝ちました。

照ノ富士は12勝3敗で去年の九州場所以来、3場所ぶり7回目の優勝を果たしました。

千秋楽を終えて 力士の談話

錦木は千秋楽で勝って幕内で2場所連続の勝ち越しを決め、「今場所は動き自体は悪くなかったがところどころ悪いところも出てしまった。ただ勝ち越したので良かったことにしましょう」と淡々と話していました。

碧山は去年春場所以来のふた桁となる10勝目。
「勝ち越せて良かった。両足に痛みがあり、少し疲れもたまっているのでケアをしながらまた来場所に向かいたい」とほっとしていました。

翔猿は負け越したものの、2連勝で今場所を締め「最後の二番を勝てて良かった。辛抱して自分の相撲を取れば白星につなげられると分かった。上位に食いついていけるよう頑張ります」と次の場所を見据えていました。

佐田の海は優勝争いトップの隆の勝に勝って幕内で自己最高の11勝目を挙げ「よく体が動いてくれた。相手が緊張していて自分の方が有利だなと思っていたので、思い切った相撲がとれた」と充実した様子で振り返りました。
また、5歳にしてコンディションを維持する秘けつについて問われ「どういう風にしたら体が動きやすくなるかを日々考えている。いまが一番力が出ているし、まだまだいけると思う」とさらなる成長へ意欲を語りました。

一方、敗れた隆の勝は「緊張したし、自分らしい相撲が取れなかったのが一番悔しい。落ち着いて前に出ることができたら良かったけれど、慌てて強引に出たところに悔い残る」と悔しさをにじませました。
それでも最後まで優勝争いに絡んだ今場所を振り返り、「後半戦は精神的に削られたのでもうちょっと内面も強くしないといけない。ただ緊張しているなかでも自分らしい相撲が何番か取れたし、横綱大関にも勝てたので自信になった。稽古内容は間違っていなかったと思うしまた課題も出たので、来場所に向けて頑張りたい」と気持ちを新たにしていました。

37歳の玉鷲は4連敗のあと3連勝で今場所を締め、「負けが続いて自分の相撲が取れなかったが、これが自分の実力。でも皆さんが応援に来てくれるので心を入れ替えて最後までやった」と胸を張りました。

琴ノ若は自己最高位の前頭2枚目で臨んだ今場所を3連勝で締めて9勝目を挙げ、「欲を言えばふた桁勝ちたかったけれど、この地位でこの星が挙げられたのは自信になった。番付が上がっていくにつれて、相手の圧力も強くなる。そこに負けないように、自分の技をいろいろ磨いて来場所に向けて頑張りたい」とさらなる飛躍を誓いました。

殊勲賞に選ばれた大栄翔は小結で11勝挙げた今場所を振り返り「11番勝てたことは本当にうれしいし、評価してもらえるのは自信になる」と喜びを語りました。
来場所に向けては「先手先手で攻めたいのと、圧力と突きの威力を意識して稽古場で頑張りたい」と意気込んでいました。

霧馬山は同じモンゴル出身の小結 豊昇龍に勝って二場所連続のふた桁勝利を挙げて「前から負けたくない気持ちでやっていた。落ち着いて勝てて良かった」と話していました。

関脇 若隆景は関脇 阿炎に粘り勝って9勝目を挙げ「よく我慢できたなと思う」と話しました。
また今場所を振り返って「前半は思うような相撲が取れなかったが徐々に上がってきた。前半からいい相撲を取れるようにしっかり稽古をしていきたい」と話していました。

大関 貴景勝は正代と大関どうしの一番を制して千秋楽に勝ち越しを決め「きょうがラストなのでけがなく集中してやりきる気持ちだった」と振り返りました。
そのうえで「悪いところは分かっているつもりなので、その課題に取り組んでいきたい」と来場所を見据えていました。

結びの一番を制して優勝した横綱 照ノ富士は「きょうは優勝決定戦のことを考えてもしょうがないので、準備してきたことをすべて出す気持ちだった。今場所は最後まで取りきるという気持ちで毎日必死にやってきて結果的にはよかった」と安どしていました。