オーストラリア総選挙 9年ぶり政権交代の可能性 地元メディア

21日投票が行われたオーストラリアの総選挙で、最大野党・労働党が議会下院で第1党となり、モリソン首相はさきほど敗北を宣言しました。地元メディアは、労働党が無所属議員などの協力を得て、9年ぶりに政権が交代する可能性が高まったと伝えています。

オーストラリアの総選挙は、日本時間の21日午後7時までにすべての地域で投票が締め切られ、開票作業が進められています。

公共放送のABCは日本時間の21日午後10時時点で議会下院151議席のうち労働党が72議席、保守連合が53議席、無所属などが11議席を獲得することが確実だと伝えました。

モリソン首相はさきほど支持者を前に「今夜、労働党党首のアルバニージー氏に電話をし、選挙での勝利に祝意を伝えた」と敗北を認めました。

そのうえで「オーストラリアの民主主義が機能していることを認める。国民は審判を下した。アルバニージー氏と労働党に祝意を送るとともに、彼の政権の幸運を祈る」と述べ、政権を譲る姿勢を示しました。

第1党となる労働党も、単独で過半数の議席を獲得できるのかは微妙な情勢ですが、地元メディアは労働党が無所属議員などの協力を得る見通しで、オーストラリアで9年ぶりに政権が交代する可能性が高まったと伝えています。