米韓首脳会談 北朝鮮への抑止力強化へ 連携深めることで一致

韓国を訪れているアメリカのバイデン大統領と韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領による初めての首脳会談が首都ソウルで行われ、両首脳は北朝鮮が核・ミサイル開発を加速させる中、米韓両国の連携を強化したい考えを強調しました。

アメリカのバイデン大統領は20日からアジア歴訪の最初の訪問国、韓国を訪れていて、午後1時半すぎから今月、就任したユン・ソンニョル大統領との初めての首脳会談に臨みました。
会談でバイデン大統領は「両国の同盟関係は地域の平和と繁栄のための要となっている。両国の協力は安定と世界的な現状を維持するために欠かせない」と述べました。
一方、ユン大統領は「経済安全保障の協力を強化し、グローバルな懸案を解決するにあたって両国がどのように協力していくかを議論する非常に有益な機会になる」と述べました。

会談についてホワイトハウスは声明で「両首脳は北朝鮮による脅威に向き合うために抑止力をさらに強化し、連携を深めていくことで一致した」としています。

そのうえで新型コロナウイルスによるとみられる発熱者が相次ぐ北朝鮮の状況に懸念を表明するとともに「国際社会と支援を提供することへの支持を表明した」としています。

アメリカ政府は、北朝鮮がバイデン大統領の日本と韓国の訪問中にも核実験やミサイル発射に踏み切る可能性があるという見方を示していて、会談では北朝鮮への対応が主要な議題になったとみられます。