ボーイングの新型宇宙船打ち上げ試験 スペースシャトル後継に

アメリカでスペースシャトルの後継として航空機大手ボーイングが開発する新型宇宙船が、有人飛行に向けた試験で打ち上げられました。後継機開発ではすでにスペースXの宇宙船が実用化されていますが、NASA=アメリカ航空宇宙局は安定した運用のため複数の飛行手段を確保したいとしています。

ボーイングはスペースシャトルの後継として、宇宙船「スターライナー」を開発していて、日本時間の20日、有人飛行に向けた無人での試験を実施しました。

「スターライナー」はアメリカ南部フロリダ州のケープ・カナベラル宇宙軍基地からアトラスVロケットで打ち上げられ、およそ15分後にロケットから切り離されて国際宇宙ステーションに向かう軌道に入りました。

「スターライナー」は3年前の無人の試験飛行でソフトウェアの問題があり、国際宇宙ステーションへのドッキングを中止したほか、去年も機器の不良で打ち上げが延期されるなど開発が大幅に遅れています。

スペースシャトルの後継としては、すでにスペースXの有人宇宙船が実用化されていますが、NASAは国際宇宙ステーションへの輸送を安定して行うために複数の飛行手段を確保したいとしています。

「スターライナー」は日本時間の21日午前8時ごろ、国際宇宙ステーションにドッキングする予定です。