JR北海道 新社長に副社長の綿貫泰之氏起用へ 人事案閣議決定

国の財政支援を受けて経営の立て直しを進めているJR北海道について、政府は新たな社長に綿貫泰之副社長を起用する人事案を、20日の閣議で決定しました。

JR北海道は新型コロナの影響や沿線の人口減少などで、厳しい経営環境が続いていて、国から3年間で1300億円余りの財政支援を受けながら立て直しを進めています。

こうした中、政府はJR北海道の新たな社長に綿貫泰之副社長を起用する人事案を20日閣議で決定しました。JR北海道の株式は、国が設置する独立行政法人の「鉄道・運輸機構」がすべて保有していて、今回の人事案は来月の株主総会を経て、国土交通大臣が認可する見通しです。

JR北海道の社長交代は8年ぶりで、今の島田修社長は会長に就任する見込みです。

斉藤国土交通大臣は20日の閣議のあとの記者会見で「これまでさまざまな点で経営基盤の強化を図ってきた綿貫氏の経験や知識が、鉄道事業の再生に必要不可欠であり、最も適任であると判断した」と述べました。