神奈川 清川村議“生活の実態ある”当選有効の判決確定 最高裁

去年4月に行われた神奈川県清川村の村議会議員選挙で初当選した議員が、村内に3か月以上住んでいた実態がないことを理由に当選を無効とされたのは不当だと訴えた裁判で、生活の実態があるとして、当選は有効だと認めた判決が確定しました。

清川村議会の落合美和議員は、去年4月の村議会議員選挙で女性として初めて当選しましたが、村内に3か月以上住んだ実態がないとして、県の選挙管理委員会に当選は無効だと判断されたため、訴えを起こし、決定を取り消すよう求めていました。

東京高等裁判所は去年12月「選挙の3か月前には村内に住所を移し、すべてのライフラインを開通させていた。以前の住宅の電気料金なども顕著に減っていて、生活の拠点は村内に移っていたと認められる」として、当選は有効だと判断し、選挙管理委員会の決定を取り消しました。

県選挙管理委員会が上告していましたが、最高裁判所第3小法廷の長嶺安政裁判長は19日までに上告を退ける決定をし、当選は有効だという判断が確定しました。

県選挙管理委員会の国吉一夫委員長は「選挙管理委員会が主張してきた方向で判断が示されなかったことは誠に残念だ」とコメントしています。