和歌山 崩落した水管用の橋 一部復旧 きょうから送水再開

去年10月、和歌山市で水道用の橋が崩落し、大規模な断水を引き起こした問題で、橋の復旧工事が一部完了し、19日から送水が再開されました。市によりますと、これまでのところ送水再開に伴うトラブルの情報は入っていないということです。

去年10月、和歌山市の紀の川にかかる水管橋(すいかんきょう)と呼ばれる送水用の橋の一部が崩落し、1週間にわたって市内の4割にあたるおよそ6万戸が断水しました。

和歌山市は、応急の対策として近くの橋に仮設の水道管を設置して送水を行ってきましたが、去年11月から続けてきた本格的な復旧工事の結果、2本ある送水管のうち1本の工事が終わり、19日、水道用の橋での送水を再開しました。

市によりますと、事前に試験的な送水や水質検査を実施していたため、これまでのところトラブルの情報は入っていないということです。

また、もう1本の送水管についても6月中旬をめどに復旧工事が完了する予定で、市は、その後、仮設の水道管を撤去し、水道用の橋の利用を本格的に再開することにしています。

和歌山市上・工業用水道管理課の得津雅夫課長は「市民の皆さんに大変なご迷惑をおかけしたが、崩落事故の復旧工事を出水期までに終えるめどがつき、本当にほっとしている。工事がすべて完了するまで気を緩めず取り組んでいきたい」と話しています。