皇后さま 3年ぶり開催の日本赤十字社の全国大会に出席

日本赤十字社の全国大会が19日、3年ぶりに開催され、皇后さまをはじめ女性の皇族方も出席されました。

東京 渋谷区で開かれた大会には、日本赤十字社の名誉総裁を務める皇后さまをはじめ、名誉副総裁の、秋篠宮妃の紀子さまなど女性の皇族方も出席されました。

新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となり、例年よりも少ないおよそ600人の参加者を前に、皇后さまが赤十字の活動に功績のあった個人や団体の代表に表彰状などを手渡されました。

続いての活動報告では、武蔵野赤十字病院の泉並木院長が、新型コロナの感染者を受け入れる陣頭指揮を執った経験を語りました。

大会のあと、皇后さまなど皇族方が、活動報告の発表者や、合唱を披露した女子高校生の代表と懇談される場面もありました。
泉院長は「皇后さまからストレスを多く抱える職員の心のケアをしながら、よくまとめてくださっているとねぎらいのことばをいただきました」などと話していました。

また、高校生の1人は「皇后さまにとても合唱がきれいで、すばらしい演奏でしたとお褒めのことばをいただきました。きょうは私の誕生日で、皇后さまから『お誕生日おめでとう』とおっしゃっていただき、うれしく思いました」と話していました。