政務活動費詐取の元県議の裁判 検察 懲役1年6か月を求刑 山形

全国都道府県議会議長会の会長も務めた山形県議会の元議員が、政務活動費570万円余りをだまし取った罪に問われている裁判が開かれ、元議員は起訴された内容を認めました。検察側は「県民の信頼を裏切った」として懲役1年6か月を求刑しました。

山形県議会の元議員 野川政文被告(68)は、令和2年度までの6年間に、政務活動費合わせて576万円をだまし取ったほか、虚偽の収支報告書を提出したとして、詐欺などの罪に問われています。

18日、山形地方裁判所で初公判が開かれ、元議員は「間違いございません」と、起訴された内容を認めました。

冒頭陳述で検察は「元議員は月5万円の小遣いなどでは足りず、自由に使えるカネを確保したいと考えた。平成28年に別の県議会議員の政務活動費の不適切な支出が問題となった際、議長として対策にあたっていたが、その後も不正受給を続け、私的な飲食や旅行などに使った」と主張しました。

そして「県民の信頼を裏切った」として、懲役1年6か月を求刑しました。

一方、弁護側は「議員辞職するなど、十分な社会的制裁を受けた」として、執行猶予のついた判決を求めました。

判決は、6月27日に言い渡されます。